伊都・橋本オンラインモールとは

伊都・橋本オンラインモールとは

伊都・橋本オンラインモールとは和歌山県伊都郡の広報局として商工会と共に歩む地元の事業者を紹介するサイトです。かつらぎ町、高野口町、高野町、九度山町の地域を支える事業者を応援することで伊都・橋本を元気にしていきます!

伊都・橋本(かつらぎ町、高野口町、高野町、九度山町)の紹介

かつらぎ町

かつらぎ町は和歌山県北東部、伊都郡の西部に位置し、北に和泉山脈、南に紀伊山地を仰ぎ、街の中心部を紀の川が、南部を有田川が東西に流れ、気候温暖、風光明媚な土地です。
恵まれた気候条件から果物の生産が盛んで、年間を通じて四季折々のフルーツを提供しています。

道路交通状況は、奈良県に通じる国道24号、大阪府に通じる国道480号、県内を結ぶ国道370号が、南部山沿いに高野山から田辺・龍神へと繋がる「高野龍神スカイライン」が縦横しています。
また、JR和歌山線が紀の川と平行して走っています。

歴史的には高野山と深い関わりがあり、平成16年に”高野山参詣道”と共に世界遺産に登録された”丹生都比売神社”があります。
また、万葉集の歌枕として多くの歌に詠まれた”妹背山”など多くの史跡が残り、特に丹生都比売神社のある天野の里は、随筆家の白洲正子さんもその著書の中で「天の一郭に開けた夢の園」と、絶賛した昔の日本の風景を今に残す地です。
現在も数多くの、文化財が今も伝承されています。

高野口町

高野口では、江戸時代から織物が盛んで、大正初期には技術研究が進んで「パイル織物」へと発展していきました。パイル織物は、伸縮性に富み、摩擦に強く、保湿性も高いという特徴があり、自動車のシートやインテリア用品等に使われています。現在でも、織物に使われる撚糸や糸の染色工場などが点在し、パイル織物の生産量、日本一を誇ります。また近年では、毛皮を模したフェイクファーでも注目を集め、国内外のハイブランドが採用しています。

歴史的にみると、高野口は、高野山を訪れる人々の参詣口として栄えました。江戸時代から続く商家の邸宅や昔ながらの町並みが残るババタレ坂界隈を散策してみるのもおすすめです。また、高野口駅近くにある「葛城館」は、明治後期の木造三階建ての和風建築で。高野山への参拝客を迎える旅館だった建物が、現在の当時の姿をそのまま留めています。

高野町

高野山は「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産にも認定されています。1200年前に弘法大師・空海が開山した真言密教の聖地で、117もの寺院が密集しており、一日では回りきれないほどの広さを誇ります。また、高野山のある宿坊では、精進料理、歴史的価値のある建築物や仏像の散策、お勤めなど、他では体験できない時間を過ごすことができます。

高野山の特産品としては「高野豆腐」「ごま豆腐」が定番です。ほかにも精進料理に欠かせない生麩を使った和菓子、高野山名物の焼餅、味噌などが人気です。メインストリートの小田原通り沿いを中心に、雑貨店や和菓子店などがたくさん並んでいます。高野山の寺院を散策しながら、お土産店を巡りながら現地でしか買えないものを探してみるのがおススメです。

九度山町

九度山町の町名の由来は、高野山の開祖である空海(弘法大師)が、母が暮らしていた慈尊院に月に9度、母に会いに来ていたことから、九度山という地名が付いたと言われています。また、九度山町には慈尊院のほか、丹生官省符神社、高野山町石道(参詣道)など世界遺産に登録された歴史的遺産があります。

九度山町の特産品としては「富有柿」があげられます。豊かな自然の恵みを受け実る九度山の富有柿は、姿が整って美しく、日持ちが良く、甘味が強く果汁も多いのが特徴です。旬は11月で「日本一の富有柿」として贈答品としても人気です。

九度山町は真田幸村ゆかりの地としても知られています。1600年の関ヶ原の戦いで父昌幸と共に西軍に味方したため徳川家康に高野山蟄居を命ぜられます。14年後、大坂冬の陣に出陣、翌年の夏の陣で壮烈な最期を遂げるまで雌伏し、時の至るのを待ったのが九度山の地でした。