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和歌山県九度山町で70年以上の歴史を持つ上土谷組。地域に根ざし、公共工事を中心に民間工事も手掛ける総合建設業者です。今回は、代表取締役の上土谷幸修氏と、福祉住環境コーディネーターとして介護リフォーム事業を担う三浦多代氏に、会社の取り組みや今後の展望についてお話を伺いました。
代表者インタビュー
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インタビュアー:
「まず、上土谷組の事業内容について教えていただけますか?」
上土谷幸修氏:
「上土谷組は、昭和28年に創業し、これまで主に公共工事を中心に活動してきました。和歌山県や九度山町からの受注が多く、地域のインフラ整備に貢献しています。また、民間工事では外構工事や解体工事も手掛けており、口コミを通じて地域の企業や一般のお客様からもご依頼をいただいています。」
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インタビュアー:
「地域密着型の総合建設業として、どのような強みがあるとお考えですか?」
上土谷幸修氏:
「当社の強みは、まず『信用』と『品質』です。地元で長年にわたり事業を続けてこられたのも、地域の皆様との信頼関係があってこそだと思います。また、施工の品質には一切妥協せず、どの工事も細部にわたって丁寧に仕上げることを心がけています。お客様から『エエ仕事やな』と言われることが何よりの励みです。」
インタビュアー:
「その信頼を築くために、日々どのような工夫をされていますか?」
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上土谷幸修氏:
「見えない部分にこそ丁寧に取り組むことが大切だと考えています。例えば、公共工事では安全性が最も重視されますが、見た目の美しさや仕上がりの細かさにも気を配っています。また、工期を守ることも重要ですので、スタッフ一丸となって効率的かつ高品質な施工を行っています。」
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リフォーム工事について
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インタビュアー:
「三浦さんは、介護リフォーム事業を担当されていますが、どのような点に注力しているのでしょうか?」
三浦多代氏:
「私は福祉住環境コーディネーターとして、地域の高齢者や要介護者の方々が安心して生活できる住環境を提供することに力を入れています。例えば、バリアフリー化や浴室・トイレの改修を行うことで、家族の方も安心して介護ができる環境を作るお手伝いをしています。また、民生委員としての経験も活かし、お客様のニーズに合った提案を心がけています。」
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インタビュアー:
「具体的には、どのようなリフォームが多いのでしょうか?」
三浦多代氏:
「最も多いのは、浴室やトイレのバリアフリー化ですね。段差をなくしたり、手すりを設置したりすることで、転倒のリスクを減らし、安全に入浴やトイレを利用できるようにしています。また、床材を滑りにくいものに変えたり、出入り口の幅を広げたりするリフォームも多く行っています。お客様からは、『これで安心して生活できる』と感謝の言葉をいただくことが多く、それが私たちのやりがいに繋がっています。」
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今後のビジョン
インタビュアー:
「上土谷組として、今後の展望や目標についてお聞かせください。」
上土谷幸修氏:
「これまでの経験を活かし、地域に新たな価値を提供することを目指しています。具体的には、九度山町に所有している土地にキャンプ場を作る計画があります。地域の自然を活かし、観光資源としての価値を高めることで、地域活性化に寄与したいと考えています。また、介護リフォーム事業をさらに拡大し、より多くの方々に安心して暮らせる住環境を提供していきたいですね。」
インタビュアー:
「キャンプ場の計画は非常に楽しみですね。三浦さんは、介護リフォーム事業を通じて、どのような未来を描いていますか?」
三浦多代氏:
「私たちの目標は、『介護リフォームなら上土谷組に任せれば安心だ』と思っていただける存在になることです。地域の方々に寄り添い、住まいに関するどんな相談にも対応できる体制を整えていきたいと思います。また、今後もお客様の声に耳を傾けながら、より良いサービスを提供していくことを目指しています。」
地域の皆様へのメッセージ
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インタビュアー:
「最後に、地域の皆様に向けてメッセージをお願いします。」
上土谷幸修氏:
「私たちは、地域の皆様と共に歩んできました。これからも信頼される建設業者として、皆様のお役に立ちたいと考えています。住まいに関するお困りごとがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。」
三浦多代氏:
「どんな小さなことでも、ご相談いただければ全力で対応させていただきます。地域の皆様に喜んでいただけることが、私たちの最大の喜びです。これからもどうぞよろしくお願いします。」
終わりに
今回のインタビューを通じて、上土谷組が地域に根ざした総合建設業者として、どのように地域社会に貢献しているのかが明らかになりました。上土谷幸修氏と三浦多代氏の真摯な姿勢と未来へのビジョンは、地域の発展に寄与し続けることでしょう。どんなご相談でも、上土谷組にお気軽にお問い合わせください。